安藤長官は北朝鮮情勢について、金正日総書記の健康や後継者問題などから「混迷の度合いを深めている」と指摘。「わが国との関係でも工作能力を維持している」と述べ、関連情報の収集と分析の強化を求めた。
また拉致事件については「国民の生命、身体に危険を及ぼす治安上極めて重大な問題」としたうえで、「着実に捜査を積み重ねていくことが重要」と強調。拉致の可能性が排除できない告訴・告発や相談などについても「改めて捜査を推進していく必要がある」と述べた。
一方、6月から11月にかけて日本各地で開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)については、公共交通機関などの警戒警備を徹底し、会議を狙ったテロや暴動を未然に防止するための情報収集・分析の徹底を指示。海外からのテロリストの侵入などを防ぐことも要請した。
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